「iFreeNEXT NASDAQ バイオテクノロジー・インデックス」は目標指数を変えるのだろうか?

最近、大和アセットマネジメントが運用する「iFreeNEXT NASDAQ バイオテクノロジー・インデックス」が目標とするインデックスを「NASDAQ バイオテクノロジー・インデックス」のままにするのかどうかが個人的に気になっています。

なぜなら、この投資信託がNASDAQ バイオテクノロジー・インデックスへの連動をするために保有しているETFの「iShares NASDAQ Biotechnology ETF」が目標とするインデックスを変更したためです。

他のETFへ乗り換える手もある

「iShares NASDAQ Biotechnology ETF」はNASDAQ バイオテクノロジー・インデックスからICEバイオテクノロジーインデックスに乗り換えましたが、他にもNASDAQ バイオテクノロジー・インデックスに連動するETFは販売されています。例えば、Invescoが運用している「Invesco Nasdaq Biotechnology ETF」です。こちらは経費率が0.19%とiSharesよりも低いのでNASDAQ バイオテクノロジー・インデックスへの連動を目指すなら乗り換えるには良いETFだと思います。

そもそも大和アセットマネジメントの担当者は気付いていない?

2021/7/14に「iFreeNEXT NASDAQ バイオテクノロジー・インデックス」の2021年6月の月次レポートが公開されました。6月末には既に「iShares NASDAQ Biotechnology ETF」は名称を「iShares Biotechnology ETF」に変更して目標とするインデックスも変更しているにも関わらず、月次レポートには6月末時点で「iShares NASDAQ Biotechnology ETF」を約30%のウェイト分保有していることになっていました。もう「iShares NASDAQ Biotechnology」という名前の商品が存在しないのですが。。。

大和アセットマネジメントの担当者はETFの名称変更に気付いていないのでしょうか。

注意事項

参考資料

大和アセットマネジメント公式サイト

iShares公式サイト

当記事について

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