S&P Developed REIT index(先進国リート 指数)
S&P 先進国リートへの連動を目指す確定拠出型年金向けファンド「野村世界REITインデックスファンド」が2008年7月より運用を開始しましたね。そこでS&P 先進国リートについて解説します。
先進国市場のREITを対象とした指数
先進国市場に上場しているREITが対象の指数です。森林リートとタワーリート、モーゲージリートは対象外です。2021年5月現在17ヵ国の銘柄を組み入れています。
上位5か国
組み入れているアメリカ市場のREIT銘柄だけで全体の67%のウェイトです。上位5か国で9割以上のウェイトとなっています。
国 | ウェイト |
アメリカ | 67.2% |
日本 | 9.3% |
オーストラリア | 6.4% |
イギリス | 5.4% |
シンガポール | 3.3% |
日本市場は国別で第2位となっていますが、どんな銘柄が組み入れられているかというと「日本ビルファンド投資法人」や「ジャパンリアルエステイト投資法人」といった銘柄です。(他に59の日本銘柄が組み入れられています。)
パフォーマンス
パフォーマンスは以下の通りで、過去5年では年率5%以上となっております。
トータルリターン(円) | トータルリターン(USD) | |
3か月間 | 13.76% | 12.36% |
1年間 | 38.64% | 37.1% |
3年間 | 9.32% | 9.06% |
5年間 | 6.35% | 6.62% |
注意事項
参考資料
当記事について
当記事は閲覧者に情報を提供することを目的としており、金融商品の勧誘を目的としたものではありません。
当記事は将来を保証するものではありません。
当記事の執筆に際して、指数提供会社・運用会社・販売会社との金銭のやり取りは一切ありません。
執筆者は「野村世界REITインデックスファンド」を全個人資産の2%未満保有しております。ただし、当記事は自身が保有する金融商品の価格操縦を目的としたものではありません。