GPIFが採用するESG4指数のすべてに採用されている銘柄
GPIFが2017年に採用したESG3指数の全ての指数に採用されている銘柄が株価が安定して上昇しているとの報道が最近なされました。ただこの報道はちょっと古い情報でGPIFが現在採用しているESG指数は4指数です。そこでESG4指数の全ての指数に採用されている銘柄をリストアップしたいと思います。
そもそもESG4指数って
GPIFが長期投資で安定的なリターンを生み出すために、ESGを重視した投資を行うことを決めました。そこで2017年にFTSE Blossom Japan Index、MSCI ジャパン ESG セレクト・リーダーズ指数、MSCI 日本株女性活躍指数の3指数がGPIFのESG投資を行うための指数として採用されました。さらに2018年にS&P/JPX カーボン・エフィシェント指数が追加されました。
GPIFによるESG投資は2017年の段階で国内株に1兆円規模で行うことが発表されており、これら4指数全てに採用されている銘柄はGPIFの投資の影響で安定的に株価が上昇しているという報道もなされています。
ESG4指数に採用されている銘柄は?
50銘柄以上あるのですが、そのうち時価総額の大きな20銘柄を紹介します。ただし、三菱電機のように不祥事で株価が下がっていたり、除外される可能性のある銘柄もあるので、ご注意ください。
東証 証券コード | 銘柄名 |
7203 | トヨタ自動車 |
6098 | リクルート ホールディングス |
4063 | 信越化学工業 |
9433 | KDDI |
6981 | 村田製作所 |
4519 | 中外製薬 |
6367 | ダイキン工業 |
6702 | 富士通 |
9432 | 日本電信電話 |
4452 | 花王 |
8001 | 伊藤忠商事 |
4503 | アステラス製薬 |
1925 | 大和ハウス工業 |
8630 | SOMPO ホールディングス |
4568 | 第一三共 |
4507 | 塩野義製薬 |
6752 | パナソニック |
8725 | MS&AD インシュアランス グループ ホールディングス |
6503 | 三菱電機 |
4523 | エーザイ |
参考資料
当記事について
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